2014/05/31

今日は世界禁煙デー

5月31日、今日は世界禁煙デーだそうです。

 

さて、タバコといいますと、「百害あって一利なし」という言葉がありますが、体でいいますと発がん率が高くなったり、心血管疾患につながりやすかったりと言われていますね。

 

今回は、歯科に関するタバコの害について書きたいと思います。

 

まずわかりやすいものでいえば、見た目で気になる歯の表面につくヤニや、黄ばみです。そして、歯茎の変色です。

 

そして、タバコによって、唾液が抑制されることで、お口の中が乾燥します。

お口の中が乾燥すると、口臭の原因や、虫歯の原因になったりします。

 

さらに、タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。

以前も書かせて頂いたのですが、歯茎から出血するのは歯周病進行の歯茎からのSOSなのです。その出血が、ニコチンによる血管の収縮によって出にくくなるため、歯周病が進行していても初期症状が分かりにくいため、気付かないうちに歯周病が進行してしまいます。また、ニコチンは免疫力も低下してしまいますので、歯周病への抵抗力も下げてしまします。

 

その他に、麻酔が効きにくかったり、術後の回復も低下するそうです。

 

お口の中だけでも、タバコを吸うことによる影響がいくつもあります。

 

「百害あって一利なし」

 

世界禁煙デー、この機会に一度禁煙を頑張ってみませんか?

 

 

松井山手、長尾、八幡のあゆみ歯科、あきこの子供・子育てブログ